世界一高いビル＆タワー(建物)ランキング！ 建設中の超高層建築物も紹介！

世界一高い建物（ビルやタワー）のトップ15をランキングにして紹介していきます。また、完成後には驚くほど高層になる予定の建物も3つピックアップしておきます。

人間の技術革新は日ごとに加速しています。

例えば、技術革新のスピードを物語る良い例が「高層建築物」。

昔は300mちょっとの高さを誇るエッフェル塔が世界一高い建物として有名で、1958年に完成し、日本の経済発展を象徴した東京タワーは、日本が誇る世界最大級の高さを誇る建築物でした。

しかし、ここ20年程度の間に状況は一変し、当時では想像することが難しいレベルの高さを誇る建物が、世界にはたくさん建設されています。

そこで、この記事では現在（2018年12月現在）、世界一高い建物群として知られるビルやタワーのトップ15を紹介していこうかと思います。

また、最後の方では将来的には世界一高い建物ランキングの常連となるであろう、建設中の3つの建物もピックアップして掲載しておくので、気になったら確認してみてください！

すでに建設が完成している世界一高い建物（ビル＆タワー）トップ15！

世界一高い建物15位：上海ワールドフィナンシャルセンター（492m：上海）

中国最大の商業・金融都市である上海には、「上海ヒルズ」と呼ばれることもある「上海ワールドフィナンシャルセンター」という名前の超高層ビルが存在します。

その高さは492mにもなり、各種店舗が入るショッピングモール、オフィススペース、そしてホテルや飲食店のエリアが存在し、474mに位置する100階部分は天望台になっているため、上海全体を見渡すことが可能。

現在は上海で2番目に高い建物となっています。

世界一高い建物14位：台北101（509.2m：台北）

低層階にはショッピングモール、そして中層階はグーグルなどの世界の名だたる企業が入居し、高層階には高級レストランや展望台などが入る台北101は、509.2mの台湾一の高さを誇る建物で、台北の観光地の一つとしても有名。

アジア芸術の独特な外観を持つことで知られ、現代的な要素を有しながらも、歴史的かつ伝統的な台湾文化のデザインを連想させるのが特徴です。

ちなみに、年に一回、1階から天望デッキのある91階（建物自体は101階建て）まで、階段を駆け上がる超ハードなレースが開催されるので、興味がある人は参加してみると良いかも！？

世界一高い建物13位：ウィリス・タワー（527.3m：シカゴ）

アメリカのイリノイ州にあるシカゴは、同国でニューヨークとロサンゼルスに次いで大きな都市ですが、このシカゴには527.3mを誇る「ウィルス・タワー」と呼ばれる超高層ビルが存在します。

世界の百貨店の中でも大手にあたるシアーズ社の本社機能を元々は持っていたため、かつては「シアーズタワー」と呼ばれていましたが、その後、保険会社の「ウィルス・グループ・ホールディングス」が命名権を獲得した結果、2009年7月からは現在の名前で知られます。

110階建てで、103階にある展望室「スカイデッキ・シカゴ」からはシカゴの街を一望できるのが特徴。さらに、床までもがガラス張りになった「全面ガラス張り」の展望台「ザ・レッジ」があります。

世界一高い建物12位：中国尊（528m：北京）

2018年8月には建設が完了し、2018年中にはオープン予定とされるため、すでに建設が完成している世界一高い建物の一つとして紹介しておきたいのが、中国の北京にある中国尊という超高層ビル。

その高さは528mにもなり、オープンされれば北京で一番高い建物となります。

ちなみに、建物の半分はオフィススペースで、残りは居住スペースとホテルとなる予定で、また、最上階は美しい屋上ガーデンとなるらしい。

そして、このビルの最大の特徴が、人目を引く珍しい外観。

基部は太く、中心に向かうに従って細くなり、そしてまた最上部に向かって広がっていくという珍しい形が採用されています。

世界一高い建物11位：CTF金融センター（530m：広州）

中国の広州は、広東省のみならず、中国南部の華南地域全体の経済や文化の中心となる都市の一つ。

そんな広州には複数のとても高い建物がありますが、そのうちの一つがCTF金融センターと呼ばれ、530mの高さを誇る超高層ビル。

多目的なビルとして建設されて2016年に完成。

地上付近のショッピングモールを始め、オフィススペースや居住スペース、そしてホテルまでが入るビルです。

世界一高い建物10位：CNタワー（553.33m：トロント）

カナダ最大の都市トロントにあるCNタワーは、553.33mを誇る通信と観光用途に建設された超高層タワー。

の4つが天望フロアであり、346m部分のホライゾンズ・カフェや、351m部分にある「72分をかけてグルッと一周する」360レストランからは、飲食をしながらゆっくりと外の景色を楽しむことが可能です。

ちなみに、エッジウォークという超怖いアトラクションも存在し、これは365m部分を命綱だけをつけて歩くというもの。

世界一高い建物9位：オスタンキノ・タワー（540m：モスクワ）

ロシアのモスクワにもまた、世界に誇るほど高い建物があります。

その名も「オスタンキノ・タワー」というタワーで、テレビやラジオ塔として使われているもの。

このオスタンキノ・タワーの特徴であり凄いところは、その他の世界一高い建物のほとんどが、ここ10年〜20年以内に作られたものばかりであるというのに、このタワーは1967年に完成したってこと！

当時は冷戦時代真っただ中であったことを考えると、ソ連の威信をかけた建物として誇りに思われていたこと間違いなしでしょう。

世界一高い建物8位：1 ワールドトレードセンター（541.3m：ニューヨーク）

2001年の9.11テロ事件によって崩壊したかつてのワールドトレードセンターに、複合施設として新しく建設されたワールドトレードセンターには、「1 ワールドトレードセンター」または「フリーダムタワー」として知られる541.3mのアメリカで最も高い超高層ビルが存在します。

この「1 ワールドトレードセンター」は現在、「ビル」としては、世界トップ10に入る唯一の「アジア地域以外」からの建物です。

マンハッタン島の最南端に位置する地区「ロウアー・マンハッタン」に建てられた魅力的で美しい青い建築物で、巨大な土台と頭頂部に大きな尖塔を有し、ロウアー・ニューヨーク湾を一望することができます。

世界一高い建物7位：ロッテワールドタワー（555m：ソウル）

世界一高い建物の一つとして君臨するのが、韓国のソウルの第2ロッテワールド内にあるロッテワールドタワー。

555mの高さを誇る多目的超高層ビルで、韓国では最大の高さを誇る建造物。

オフィススペース、居住スペース、ホテルなど、さまざまな用途に区切られており、また、タワーの洗練されたスリムなデザインは、ソウルの外観に美しく映え、現在は名所の一つになっています。

世界一高い建物6位：平安国際金融中心（600m：深圳）

中国は広東省の深圳に2016年に完成した「平安国際金融中心（へいあんこくさいきんゆうちゅうしん）」は、600mの高さを誇る超高層ビル。

この建物の最大の特徴は、世界一高い建物群にありがちな「尖塔によって高さを稼いでいる」点がなく、その高さのほぼ全てが居住空間だっていうこと。

もともとは、尖塔を最頂部に取り付けて660mにする予定でしたが、深圳の複雑で混雑な航空事情により、危険性を回避するためにその計画は白紙となりました。

世界一高い建物5位：広州タワー（600m：広州）

中国の広東省には、深圳の平安国際金融中心以外にも、まだまだ世界最大級レベルで高い建物があります。

その名は広州塔（広州タワー）と呼ばれる建造物で、その高さは600mと、平安国際金融中心と肩を並べるほど。

テレビ・ラジオ等の放送・通信施設として建設されましたが、他にも、

などが収容されており、観光地やレジャー施設としても知られています。

世界一高い建物4位：アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ（601m：メッカ）

サウジアラビアのメッカと言えば、イスラム教徒の聖地であり、ムスリムなら一生に一度は訪れたいと考えている場所。

そんなメッカに2011年、「アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ」という601mのホテルタワーを含む超高層ビル群が完成しました。

この建物のユニークなところはその機能性や、いくつかのタワーで構成されている点で、そのほとんどが5つ星ホテル。

ラグジュアリーな時間を過ごしながら、聖地メッカを見下ろすことが出来る特別な場所なんです。

ちなみに、この建物の名前はタワー上部に取り付けられた時計に由来しており、その時計も世界最大級の時計として知られます。

世界一高い建物3位：上海中心（632m：上海）

上海中心は上海タワーとしても知られる、中国の上海に2016年3月に建設された超高層ビル。

その高さは632mにも及び、フランスのエッフェル塔を二つ繋ぎ合わせたぐらいで、東京タワー2個分の高さよりも少しだけ低いって感じ。

また、大都市上海を一望出来る圧倒な高さだけでなく、ユニークなデザインの美しい建物であり、螺旋状にねじれながら高くなっていく構造が特徴的。

さらに、現在は「世界最速」と言われるエレベーターを有しており、その速さは時速74kmにも達するとか。

世界一高い建物2位：スカイツリー（634m：東京）

鳴り物入りで建設が始まり、2012年に完成した東京の墨田区にあるスカイツリーは、634mの超高層タワーで、世界二番目の高さを誇る建物。

それまで東京の象徴であった東京タワーの333mを301mも超え、現在は東京を象徴する建物であり、名実ともに日本一高い建物。

二つある展望台（350m部分の天望デッキと450m部分の天望回廊）から眺める東京の街は圧倒的で、まだ行ったことがないという人は絶対に一度は訪れてみるべき場所です！

世界一高い建物1位：ブルジュ・ハリファ（828m：ドバイ）

2010にアラブ首長国連邦のドバイに建築された「ブルジュ・ハリファ」は、現在、世界一高い建物として君臨している超高層ビル。

その高さはなんと828mで、日本で最も高い建物であるスカイツリーの634mよりもおよそ200mも差があるって言うから驚き！

周りの建物と比べてあまりにも高すぎるため、比較するのでさえ難しく、その高さや圧倒感を感じるためには実際に目の前まで行ってみたいと分からないほど。

外観もユニークなものであり、雲に届きそうな螺旋構造をしているのが特徴です。

今後世界一高い建物リストに入ってくるであろう建設中の建物3選！

PNB118（644m予定：クアラルンプール）

（出典：wikipedia）

452mの高さを誇るペトロナスツインタワーを有するマレーシアの首都クアラルンプールには、新しくPNB118と呼ばれる超高層ビルの建設が進行中。

2016年から工事が着工され、2014年には完成予定らしく、高さは644mになるようです。

完成後のデザインはすでに注目されており、「巨大で細長いダイヤモンドのようだ」と言われます。

実際、その注目度を表す例として、パークハイアットホテルがすでに最上部の17階分へ入居の意思を示しているほどです。

蘇州中心広場（729m予定：蘇州）

（出典：wikipedia）

中国東部にある江蘇省（こうそしょう）の蘇州市（そしゅうし）には、中国語で「苏州中心广场（蘇州中心広場）」と表記される超高層ビルの建設が進んでいます。

多目的に使用され、オフィススペース、高級レストラン、ホテルが入る予定であり、また、完成時には93基のエレベーターを採用されるらしい！

2020年の完成を目指し、完成時には729mになるようです。

ジッダ・タワー（1008〜1600m予定：ジッダ）

（出典：wikipedia）

メッカに601mのアブラージュ・アル・ベイト・タワーズを有するサウジアラビアですが、ジッダに建設中の「ジッダ・タワー」が完成すれば、その高さを遥かに超えることになります。

当初は1600mで計画されていたものの、最近では500mほど高さを下げることが検討されているため、完成した場合の高さは1100m前後になりそう。

それでもドバイのブルジュ・ハリファを300m程度も超えることになり、その高さに圧倒されるはずです。

ちなみに、2020年の完成を目指しています。

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世界一高いビル＆タワー(建物)ランキング！ 建設中の超高層建築物も紹介！のまとめ

世界一高いビルやタワーを紹介してきましたが、世界には信じられないぐらい高い建物がいくつもあることにびっくりです。

また、今後さらに高い建物が出てくる点も楽しみでなりません！

世界のことって面白いよね！By 世界雑学ノート！