カナダの有名人一覧|歴史的な人物から歌手・俳優・政治家まで15名

カナダの有名人15名を一覧にして紹介していきます。歴史的な人物から、現代社会で有名なカナダ出身の俳優や歌手、そして政治家までを見ていきましょう。

北米の国カナダと言えば、自然が美しいことで知られ、また多くの民族が融和した社会であるため、多民族国家のモデル国家として名前が挙げられることがあります。

一方で、南の隣国アメリカの存在があまりにも強いためか、カナダ史における有名人はあまり注目されなかったり、本当はカナダ出身であるにも関わらずアメリカ出身だと勘違いされている有名人が多くいます。

この記事ではそんな、意外にもカナダ出身であったり、その歴史の中で大きな功績を残した、カナダが誇る有名人を15名ピックアップして紹介していきたいと思います。

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カナダの有名人1:アヴリル・ラヴィーン

カナダを代表する女性歌手の一人として、世界的にも有名な人物と言えばアヴリル・ラヴィーン(1984年〜)。

2002年にリリースされた「Let Go」を皮切りに一気に人気が爆発し、カナダ人としては最も成功している歌手の一人となりました。

そんなアヴリル・ラヴィーンはまた、大の日本贔屓だとしても知られており、これまでプライベートと仕事目的で何度も訪日を果たしています。

カナダの有名人2:ジム・キャリー

「マスク」や「グリンチ」など、非常に数多くのコメディー映画で主演を演じてきたジム・キャリー(1962年〜)は、ハリウッドを代表するコメディアンの一人で、彼も実はカナダ出身の有名人。

子供の頃からコメディアンになりたかったらしく、当時のアメリカで人気だったコメディアン「ロドニー・デンジャーフィールド」の目に留まり、舞台の前座を任されるようになりました。

その後、ロドニー・デンジャーフィールドはジム・キャリーを一旦はラスベガスに連れて行きましたが、1982年、ジム・キャリーはハリウッドに引っ越し、1984年には「ジム・キャリーのスキーでヤッホー大作戦!」で映画デビュー。

そして、1994年に「エース・ベンチュラ」で主役を演じると、その全身を使った演技が評判になり、一気にコメディー俳優として有名になっていきました。

カナダの有名人3:ジャスティン・ビーバー

 

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ジャスティン・ビーバー(1994年〜)と言えば、世界的に有名な歌手の一人。

YouTubeで歌手活動を始め、2008年にタレントマネージャーのスクーター・ブラウンに見出され、翌年にリリースした「My World」で一気にブレイクし、世界的にもメジャーなカナダ人歌手となりました。

また2011年には、フォーブス誌による「世界のセレブ100人番付」でランキング3位に選ばれるなど、若干17歳にしてすでに日本円で42億もの収入を得ていたというから驚き。

さらに、2014年11月には、フォーブズが発表する「30歳以下のセレブ」の中で、最も年収の高い人物となるなど、カナダを代表する若手となりました。

カナダの有名人4:セリーヌ・ディオン

 

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タイタニックの主題歌を歌ったことで世界中に名前が知られることになり、これまで何度もグラミー賞を受賞しているセリーヌ・ディオン(1968年〜)は、世界の音楽史上最も売れたアーティストの一人。

今でこそ英語で歌った曲を中心に総売上枚数2億枚を超え、セリーヌ・ディオンの歌と言えば英語の曲というイメージですが、カナダの中でもフランス語圏になるケベック州に生まれたため、実は歌手デビューした当初、全く英語が出来なかったと言われます。

しかし、世界的に活躍するためにも英語を猛勉強して身につけ、現在はアメリカを拠点にして世界的なヒット曲を世に送り出し続けています。

カナダの有名人5:パメラ・アンダーソン

パメラ・アンダーソン(1967年〜)は、テレビドラマ「ベイウォッチ」に出演したことで有名なカナダ出身の女優でモデル。

しかし、彼女が有名な理由はそれだけではありません。

1990年2月、プレイボーイ誌のプレイメイト・オブ・ザ・マンスにも選ばれたことがあるんです。

ちなみに、過去にはアメリカのヘヴィメタルバンド「モトリー・クルー」のドラマーであるトミー・リーと結婚していたこともあり、その時はパメラ・リーとして知られていました。

また、パメラ・アンダーソンは、動物の権利を守る活動に熱心に取り組んでいて、商業的な毛皮産業を非難するキャンペーンを行ったり、動物愛護団体PETAを通じて、ヴィーガニズム(絶対菜食主義)を推進したりしています。

カナダの有名人6:ライアン・ゴズリング

 

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これまでアカデミー賞主演男優賞やゴールデン・グローブ賞の主演男優賞に度々ノミネートされてきたライアン・ゴズリング(1980年〜)は、カナダ出身の俳優を代表する有名人。

1993年、まだ12歳だった頃、ディズニー・チャンネルの「ミッキーマウス・クラブ」で子役としてキャリアをスタートさせました。

その後は「ミステリー・グースバンプス」といった子供向けテレビドラマシリーズに出演し、2004年には「きみに読む物語」に出演して成長した姿と高い演技力で注目を集め、MTVムービー・アワードのベストキス賞を受賞。

これ以降、「ラブ・アゲイン」などの有名な映画で主役を演じています。

ちなみにライアン・ゴズリングは、デッド・マンズ・ボーンズというバンドを結成していたり、ビバリーヒルズのモロッコ料理レストランを共同オーナーとして所有していたりもします。

カナダの有名人7:ジェームズ・ネイスミス

ジェームズ・ネイスミス(1861〜1939年)は、知る人ぞ知る歴史的に有名なカナダ出身の人物。

体育の教育者であり、生涯を通して新しいことを考案したり取り組んできたジェームズ・ネイスミスは、1981年にバスケットボールを考案したことで歴史に名前を残したのです。

また、アメリカンフットボールのヘルメットを初めて導入した人物だとも考えられています。

ちなみに、人生の中では第一カンザス歩兵連隊に従軍する牧師であった期間もあり、その際、ジェームズ・ネイスミスは、過剰なエネルギーをコントロールすることを目的に、兵士達へバスケットボールを教えたそう。

その結果、士気が高まり、兵士達の懲戒処分率が下がったとも言われます。

カナダの有名人8:ジョシュア・スローカム

(出典:wikipedia

船乗り、冒険家、作家のジョシュア・スローカム(1844〜1909年)は、世界で初めて単独世界一周航海を成し遂げたとして名前が知られることになったカナダの歴史的有名人。

1900年には自らの経験を基にして記した旅行記「Sailing Alone Around the World」を出版し、世界的ベストセラーになっています。

しかし、ジョシュア・スローカムは最終的に、1909年11月にスプレー号で航海中に行方不明になってしまいました。

カナダの有名人9:クリュニー・マクファーソン

医師であったクリュニー・マクファーソン(1879〜1966年)は、とあることで世界的に知られるようになった歴史的に有名なカナダ人。

そのあることとはガスマスクの発明で、第一次世界大戦中の1915年にガスマスクの原型が完成しました。

それ以前、毒ガスに対する兵士の唯一の防御法は、尿に浸したハンカチを口に当てることでした。

そのため多くの兵士が犠牲となり、人命を守るために尽力していたクリュニー・マクファーソンは、必要に迫られて布と金属で出来たガスマスクのアイデアを考え出したのです。

そして何度か改良を重ねたヘルメットのようなマスクは、実際に利用されることなった最初のガスマスクとなりました。

カナダの有名人10:ライアン・レイノルズ

 

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最近だと2016年に公開された映画「デッドプール」のシリーズで主演を演じて注目が集まるライアン・レイノルズ(1976年〜)は、カナダのバンクーバー出身の有名な俳優。

2010には「最もセクシーな男」としてピープル誌によって選ばれるなど、その外見のかっこよさによって注目されてきましたが、デッドプールに出演して以降は、名実共にハリウッドを代表する映画俳優となりました。

ちなみに、有名なアメリカ人美人女優のブレイク・ライヴリーが妻であることでも話題に上ることがあります。

カナダの有名人11:マイク・マイヤーズ

イギリスをモチーフにしているけど、実はアメリカ製作のコメディー映画「オースティン・パワーズ」シリーズで主人公を務めたマイク・マイヤーズ(1963年〜)は、イギリス出身だと思われることが多い、実はカナダのオンタリオ州出身のコメディアン。

両親がどちらともカナダへ移住してきたイギリス人であるため、自然なイギリス英語を扱えます。

残念ながら「オースティン・パワーズ」は、2002年に公開された三作目で終了となってしまいましたが、マイク・マイヤーズは現在も引き続きコメディアンとして、また映画俳優として活躍中です。

カナダの有名人12:ジェームズ・キャメロン

ジェームズ・キャメロン(1954年〜)と言えば、これまで幾つもの世界的ヒット映画を世に送り出してきたハリウッドきっての映画監督で、実はカナダ出身の有名人。

10代の頃から地元の図書館で特殊効果を独学で学び、そして短編映画を作るなど、若い頃から映画に情熱を持っていました。

しかし1974年に大学を中退してからは、一時期トラック運転手になるなど、現在の姿からは想像も出来ない仕事に就いていましたが、「スター・ウォーズ」に触発されたジェームズ・キャメロンは、再び映画製作を開始。

その後、少しずつ実力を付けていき、1984年に公開された「ターミネーター」で一躍有名になり、それ以降も「タイタニック」や「アバター」などのヒット作を生んでいます。

カナダの有名人13:マイケル・J・フォックス

マイケル・J・フォックス(1961年〜)は、有名なカナダ人俳優で、1985年に公開された「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのマーティ・マクフライを演じことで最もよく知られているカナダ人俳優。

1990年代前半にはパーキンソン病と診断され、2000年には一旦、俳優活動から退いたものの、最近はパーキンソンを患いながらも可能な役を演じるなどして再び俳優業に取り組んでいます。

一方で、マイケル・J・フォックスは、マイケル・J・フォックス財団を設立して、パーキンソン病の治療研究のために活動していることでも有名なカナダ人です。

カナダの有名人14:ロベルタ・ボンダー

(出典:wikipedia

ロベルタ・ボンダー(1945年〜)は、カナダ初の女性宇宙飛行士で、宇宙を訪れた初めての神経学者として有名なカナダ人。

また、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙医学分野の責任者を10年以上務めるなど、同分野の発展に大きく貢献したカナダが誇る女性の一人です。

その功績が評価され、ロベルタ・ボンダーには、カナダにとって功労のあった人に送られる名誉「カナダ勲章」を始め、NASA宇宙飛行メダルなど、沢山の勲章と22以上の名誉学位が贈られています。

さらに、医学分野で貢献したカナダ人を称えるカナダ医療の名誉の殿堂にも名前を連ねています。

カナダの有名人15:ジャスティン・トルドー

 

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カナダの政治家であり、2015年、若干43歳の若さでカナダの第29代首相に就任したジャスティン・トルドー(1971年〜)は、新内閣を組閣するにあたって、男女の人数を同数にしたり、積極的に重要ポストへ移民を配置するなどして世界的に注目されることとなりました。

父親はカナダの第20代と第22代の首相を務めた歴史的に有名な人物で、父が2000年に他界してから6年後の2006年に政界入りし、それ以降、甘いマスクと若さ、そして柔軟でオープンな考えが支持された結果、カナダを代表する人物となっています。

ちなみに、トルドーのカリスマは、隣国のアメリカ国民の中にも多くの支持者を生み出しています。

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