南アフリカの有名人|アルバート・ルツーリからキャスター・セメンヤまで

南アフリカの有名人を15人ピックアップして紹介していきます。歴史的人物から現代に活躍するアスリートまで、知っておきたい南アフリカ出身の人物達です。

アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ共和国(通称、南アフリカ)は、ナイジェリアに次いでアフリカ諸国の中では二番目の経済規模を誇る国。

一方で、かつては白人と非白人を分ける人種隔離政策「アパルトヘイト」が推進された暗い歴史を持つことでも知られます。

そんな南アフリカには、このアパルトヘイトに抵抗する運動を繰り広げた有名な人道主義者から、世界的にも知られる女優まで、多くの有名人が歴史の中で誕生してきました。

この記事では、そんな南アフリカ出身の有名人の中から15名をピックアップして、紹介していこうと思います。

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南アフリカの有名人1:アルバート・ルツーリ

反アパルトヘイト活動家であり、黒人解放運動指導者として活躍し、政治家であったアルバート・ルツーリ(1898年頃〜1967年)は、かつてズールー族の首長でもありました。

アルバート・ルツーリの活動は広範囲に渡り、その名はケニアなど他のアフリカ諸国でも有名。

ケニアのナイロビには「ルツーリ・アヴェニュー」と呼ばれる大通りも存在します。

また、黒人系南アフリカ人としては初めてノーベル賞を受賞した人物としても有名です。

南アフリカの有名人2:ネルソン・マンデラ

ネルソン・マンデラ(1918〜2013年)は国際的な象徴であり、多くの人々にとって模範的な人物。

1918年7月18日に南アフリカのムベゾで生まれ、2013年12月5日に亡くなりました。

南アフリカの愛国者であると同時に反アパルトヘイト活動家でもあり、アパルトヘイトの撤廃に尽力。

27年間もロベン島に投獄されたり、1994年から1999年までは南アフリカ初の黒人大統領も務めたり、また大統領の任期が満了してからも慈善活動を行なっていたことから、ネルソン・マンデラは英雄として名を残しています。

さらに、社会に貢献する数々の功績を残した結果、ノーベル賞や大統領自由勲章など250以上もの賞を受賞しました。

加えて、自伝「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」は有名な作品です。

このような人生を歩んできたため、過去に非公式に行われた「南アフリカ史上最も偉大な南アフリカ人100人」の調査において、ネルソン・マンデラは1位に輝くなど、南アフリカの歴史において最も偉大なる人物だと言っても過言ではない歴史的有名人なのです。

南アフリカの有名人3:デズモンド・ムピロ・ツツ

1931年10月7日に南アフリカのクラークスドープで生まれた大主教デズモンド・ムピロ・ツツ(1931年〜)は、南部アフリカ聖公会の牧師であり神学者。

人権活動や反アパルトヘイト活動を行なったことで有名で、1984年にはノーベル平和賞を受賞しました。

また、デズモンド・ムピロ・ツツはすでに公職から引退していますが、今までに7つの説教集を残しています。

南アフリカの人々を悪しきアパルトヘイトから救った、偉大なる人物の一人だと言えるでしょう。

南アフリカの有名人4:ウィニー・マンデラ

ウィニー・マンデラ(1936〜2018年)は、反アパルトヘイトの活動家であり女性活動家、また政治家であり、ネルソン・マンデラの元妻として有名な人。

ソーシャルワーカーの資格を持っていて、ネルソン・マンデラとは38年間婚姻関係にあり、2人の子供を授かりました。

かつては、1985年にロバート・F・ケネディ人権賞を受賞したこともあります。

ただし、アフリカ民族会議女性同盟(ANC女性同盟)の議長時代に公金を流用したとして訴えられ、最終的には懲役三年半の判決が下されています。

それでも、主に貧困層からの根強い支持があり、彼女に対する意見は割れています。

南アフリカの有名人5:タボ・ムベキ

タボ・ムベキ(1942年〜)は、南アフリカの政治家であり、ネルソン・マンデラに次いで南アフリカ史上2人目の黒人大統領(第9代南アフリカ大統領)を務めた有名な人物。

また、2002年に発足したアフリカの国家統合体で国際機関である「アフリカ連合」の初代総会議長を歴任したことでも知られます。

タボ・ムベキは長年にわたって沢山の賞を受賞し、現在はタボ・ムベキ財団や「タボ・ムベキ・アフリカン・リーダーシップ・インスティチュート」の後援者であり、これまでの業績から、2009年には彼に関する伝記も出版されました。

南アフリカの有名人6:ジェイコブ・ズマ

ジェイコブ・ズマ(1942年〜)は、南アフリカの政治家であり、第11代大統領を務めた南アフリカ出身の有名人。

ただし、大統領就任中に汚職や不正な金儲けに関与していたとの無数の疑惑や申し立て、そして告発があったことから、2018年には大統領を辞任しました。

そんなジェイコブ・ズマは、かつてウムコント・ウェ・シズウェ(注1)の活発なメンバーであったため、ネルソン・マンデラやその他のアフリカ民族会議(ANC:南アフリカの政党でアパルトヘイト下では黒人の社会的地位回復に務めた)の活動家と共にロベン島に10年間投獄された経験を持ちます。

さらに、アパルトヘイトが廃止された後は、国内に蔓延していた暴力による対立を終わらせることに尽力するなど、かつては良い意味で多くの支持を得ていました。

ちなみに、ジェイコブ・ズマは、ズールー族初の大統領としても有名です。

(注釈)ウムコント・ウェ・シズウェとは、キューバ革命(1958~59年)に触発されたネルソン・マンデラによって創設された軍事組織で「民族の槍」という意味を持つ

南アフリカの有名人7:シリル・ラマポーザ

南アフリカのソウェトで生まれたシリル・ラマポーザ(1952年〜)は、実業家であり政治家。

そして、2018年からは第12代南アフリカ大統領を務めている有名人。

第11代大統領であったジェイコブ・ズマが大統領の職務に就いていた時に副大統領を務め、その後に大統領へ就任。

南アフリカ史上で5人目の黒人大統領になりました。

さらにシリル・ラマポーザは、南アフリカで最も有力な労働組合である全国鉱山労働者組合(NUM)を設立したことで有名で、また、反アパルトヘイト活動を行なってたことでも知られます。

南アフリカの有名人8:アーノルド・ヴォスルー

俳優のアーノルド・ヴォスルー(1962年〜)は、南アフリカのプレトリア出身の有名人。

「ハード・ターゲット」や「ブラッド・ダイヤモンド」、「G.I.ジョー」など、数々の映画に出演してきました。

また、「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」と「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」では、高い評価を得るなど、実力派俳優としても知られています。

南アフリカの有名人9:ブレンダ・ファッシー

(出典:youtube

ブレンダ・ファッシー(1964〜2004年)は、南アフリカのアフロポップミュージシャンとして活躍していた有名人。

また、アパルトヘイトに反対する活動を続け、主に歌を通じてアパルトヘイトに対する認識を広めました。

ブレンダ・ファッシーの音楽は素晴らしく、「アフリカン・ポップスの女王」や「ザ・ブラック・マドンナ」と称されることもあり、南アフリカ史上で最も有名な南アフリカセレブの1人とも言えます。

南アフリカの有名人10:エンベス・デイヴィッツ

アメリカのインディアナ州に生まれたものの、9才の時に両親の故郷である南アフリカへ移住し、そこで演劇を学んだエンベス・デイヴィッツ(1965年〜)は、現在、アメリカのハリウッドで活躍する女優の一人。

「マチルダ」や「キャプテン・スーパーマーケット」、そして「エウロパ」などの映画や、TVドラマシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」に出演したことで知られます。

また、エンベス・デイヴィッツは、ファンゴリア・チェーンソー賞の助演女優賞の受賞経験もあるなど、南アフリカ出身の女優の中では世界的に有名な人物です。

南アフリカの有名人11:ハンジー・クロンジェ

ハンジー・クロンジェ(1969〜2002年)は、90年代にクリケットの南アフリカ代表キャプテンを務めたとして有名な人物。

八百長のスキャンダルで有罪判決を受け、その結果、クリケットから追放されたにも関わらず、2004年には「南アフリカ史上最も偉大な南アフリカ人」の投票で11位に選ばれています。

また、不運にも2002年に起きた飛行機の墜落事故で命を落とした一方で、この事件はクロンジェを伝説の人物足らしめることとなりました。

南アフリカの有名人12:ショーン・キャメロン・マイケル

ショーン・キャメロン・マイケル(1969年〜)は、俳優、作家、そして歌手として活躍するアフリカ出身の有名人。

代表作は「ザ・シューター」、「Black Sails/ブラック・セイルズ」、「24 リデンプション」、「悪党に粛清を」、「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」、「インビクタス/負けざる者たち」などと多く、近年はほぼ毎年、複数の映画に出演しています。

さらに、テレビドラマへの出演も多く、映画やドラマ好きにとっては良く知られた顔です。

南アフリカの有名人13:シャーリーズ・セロン

南アフリカのベノニで生まれたシャーリーズ・セロン(1975年〜)は、日本でも名前が知られる有名ハリウッド女優。

アカデミー賞受賞歴のある女優としても知られ、「ハンコック」や「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「ワイルド・スピード ICE BREAK」、「サイダーハウス・ルール」など、多くの有名な映画に出演してきました。

また、ゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞とベルリン国際映画祭の銀熊賞も受賞しているなど、南アフリカ出身の女優としては、おそらく最も名前が知られ、活躍している有名人と言えるでしょう。

南アフリカの有名人14:トレバー・ノア

トレバー・ノア(1984年〜)は、南アフリカ出身のコメディアンであり、政治風刺家、作家、プロデューサー、テレビの司会者、そして俳優などとして有名な人物。

南アフリカのヨハネスブルグにて、アフリカ系民族コサ人の母親と、スイス人の父親の下に生まれて育ちました。

トレバー・ノアのキャリアは、2002年に南アフリカ放送協会(SABC)から始まり、その後に数々のスタンドアップコメディのテレビ番組に出演。

また、2016年に出版された自伝「トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?」は、出版後すぐにニューヨークタイムズ紙のベストセラーにて1位を獲得。

現在はSNS上で沢山のフォロワーを持つ南アフリカの有名なインフルエンサーとしても活躍し、Netflixでは「トレバー・ノア: 僕はパトリシアの息子」というスタンドアップコメディ特番も配信されています。

南アフリカの有名人15:キャスター・セメンヤ

キャスター・セメンヤ(1991年〜)は、2010年にイギリスの雑誌「ニュー・ステイツマン」の「2010年の重要人物50人」にも選ばれた、南アフリカを代表する陸上競技選手の一人。

主に中距離走を得意とし、2012年と2016年のオリンピックで金メダルを獲得しました。

さらに、2019年からはサッカー選手としても活躍しています。

生まれつき、通常の女性よりも圧倒的にテストステロンの分泌が多いため、男性のように筋肉質な体を持ち、それによってドーピングが疑われたこともありました。

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南アフリカの有名人|アルバート・ルツーリからキャスター・セメンヤまでのまとめ

アフリカ大陸最南端にあり、アフリカ諸国の中では二番目に大きな経済を誇る南アフリカは、見てきたように歴史の中で多くの有名人を世の中へ送り出してきました。

南アフリカに関心がある人は、紹介した人物について簡単にでも覚えておくと良いかと思います。

世界のことって面白いよね!By 世界雑学ノート!

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