ピラミッドと呼ばれる建造物の中でも、エジプトのギザにあり、世界の七不思議にも含まれるギザの大ピラミッドまたはクフ王のピラミッドは、ピラミッド建築の中でも最大規模とされるもの。
古代に建築されてから14世紀まで、世界で最も高い建造物でした。
このクフ王のピラミッド(ギザの大ピラミッド)の大きさ(高さや長さ)を解説します。
ギザの大ピラミッドの大きさや高さはどのぐらい?
高さ | 138.74m(元の高さは146.94m) |
底辺一辺の長さ | 230.26〜230.44m |
容積 | 約235万㎥(元々の容積は約258万㎥) |
ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)の大きさは、現在の高さで138.74m、底辺一辺あたりの長さは230.26mから230.44mの間、そして全体の容積は約235万㎥です。
ただし、完成時の高さは146.94mで容積はおよそ258万㎥ありました。
また、このピラミッドの傾斜は51度50分40となります。
このピラミッドの石の大きさはどれくらい?
ピラミッドの石の重さ | 約2.5トン |
そして、このピラミッドを形成する石の大きさは平均しておよそ2.5トンの重さとなり、この重い石灰岩を230万個以上積み上げることで、ピラミッドは完成したと考えられています。
ギザの大ピラミッドの大きさを比較してみると?
高さは品川プリンスホテル新館や大阪のプラウドタワー北浜に匹敵する
ギザの大ピラミッドの高さは現在でも138.74mもあるわけですが、これは、東京の品川駅前にあるプリンスホテルの新館や、大阪にあるプラウドタワー北浜に匹敵します。
というのも、品川プリンスホテル新館の高さは138mで、プライドタワー北浜の高さは140mだからです。
両建物とも目の前に立って上を見上げると、その高さを実感でき、古代の建造物ピラミッドの圧倒的な高さをイメージ出来るはずです。
(出典:wikipedia)
底辺の長さは新幹線9両分以上
また、ピラミッドの底辺一辺あたりの長さはおよそ230mとなるわけですが、これは、新幹線の9車両分以上の長さであると言えるでしょう。
新幹線1両分の長さは25mであり、9車両だと225mとなるからです。
クフ王のピラミッドの大きさや高さを知る上で参考になる動画
以下の動画ではギザの大ピラミッドが様々な角度から撮影されています。
このピラミッドの大きさや高さをイメージする上で、色々と参考になるはずです。