カナダへ移住するとどんなメリットがあるのでしょうか?仕事に関することや、自然に囲まれて住むことなど、カナダ移住で得られるメリットをまとめていきます。
カナダは世界で最も人気のある海外移住先の一つですが、カナダへ移住するメリットとは何でしょうか?
地球上で最も安心して幸せに暮らせる国の一つとも言われ、日本からも過去、多くの人たちが移住していることからも分かる通り、カナダには移住先として人々を魅力して止まないことがあるようです。
そこで、移住先としてカナダが持つ魅力を、11個のメリットに分けて紹介していきます。
海外移住を考えているなら、カナダも検討してみるために参考にしてください。
カナダに移住するメリット1:安定した経済
カナダと言えば、壮大な湖や山々のイメージが強いですが、海外へ移住する人はどこに行くとしても、まずは国の財政面や経済状況という現実を考慮しなくてはなりません。
その点に関してカナダはベストな選択肢の一つになるはずです。
カナダは世界的に見ても比較的強力で安定した財政と経済を誇り、移住者が望めばキャリアの選択肢は無数に存在します。
カナダの銀行システムは強く安定した経済の基盤となっており、7年連続、地球上で最も安定していると世界経済フォーラムに評価されました。
この盤石な基盤によって、カナダはG20の国家の中でさえ、2番目に高い良質な生活をほぼすべての国民に提供しているのです。
1990年代までは経済的に不安定だったこともあったけど、最近は世界的に見てもとても安定した経済を誇るのがカナダだよね。実際、カナダドルの価値が米ドルとほぼ一緒になってきているのも覚えておきたいことかな。とはいえ、やはり英語ネイティブでない移住者にとっては、希望する仕事を見つけるのが大変であったりもするよう。それでも、他の国に移住するよりはベターかもね。
カナダに移住するメリット2:豊かな天然資源
カナダの安定した経済はまた、豊富な自然の恵みに裏付けられています。
例えば、原油、ガス産業、金、銅、鉄鉱石、そしてウランといった天然資源が豊富で、そこから巨大な収益がカナダのGDPを底上げしています。
また、肥沃な平原は農業にとって理想的で、木材やその加工製品同様、小麦等の穀物を大量に生産し、輸出出来るようになっています。
さらに、自然の恵みは観光産業にも恩恵をもたらし、ヘラジカ、ホッキョクグマ、クジラ、そしてオーロラを一目でも見ようと世界中から大勢の人々が押し寄せてきます。
カナダのように自国だけで天然資源をまかなえて、食料自給率も100%を超える国って羨ましい限り!何かが起こっても国内だけで生活することが出来ますからね〜。
カナダに移住するメリット3:高い教育水準
カナダは教育を重視しており、生まれ育ちがどのようなものであれ、最適な学校に通えるようになっています。
政府が一人当たりにかける教育費は世界最大。
その結果、カナダの子供達は全科目に渡って優秀な成績を収め、世界平均で見れば他の国の子供達よりも在学期間が長くなっています。
これによって知識や情報が豊富で、暮らしていくのに十分な所得を得られる社会が形成され、さらに、キャリアを発展させていくための機会が多く提供されるようになります。
日本だとあまり注目されないけれど、カナダには例えばトロント大学とか、マギル大学とか、世界的に見てもトップレベルの大学がいくつも存在していますもんね。
特にトロント大学なんかは世界トップ20に入ったりすることもあるので、海外留学の候補地としても良いんじゃないかな。
カナダに移住するメリット4:英語教育
ご存知の通り、カナダの公用語は英語です。
そのため、カナダに住むことで国際人として必要な英語を身につけることが出来、また、小さな子連れで移住してくる場合、子供達へ流暢な英語を身につけて成長出来る機会を与えることが可能です。
さらに、英語だけでなくフランス語も公用語して認められており、学ぼうと思えば世界的にメジャーな両言語を身につけることだって出来るようになります。
特にこの二つは、国連などの国際機関で働く上で必須となる言語に含まれており、両方を不自由なく操れるだけで、国際機関でのキャリアを積みやすいアドバンテージを身につけられると言えるでしょう。
これからの時代、英語を喋れることは必須と考えておいた方がいいですよ。英語が喋れるだけで人生の選択肢が一気に広がるし、日本に住む場合でもキャリアの機会が圧倒的に増えますからね。しかも、フランス語までしゃべれるとしたら・・・。世界のどこへ行っても暮らしていける人間になれそうですね!
カナダに移住するメリット5:安心と安全
カナダの低い犯罪率は世界中から、特に南の隣人達(アメリカ人)から羨望の的になっています。
凶悪犯罪はめったに起こらず、銃の所持率はアメリカ合衆国の4分の1。銃の所持率が低いのは、カナダ人が普段から安心を感じている証でもあります。
この結果、OECDの『Better Life Index(より良い暮らし指標)』では安全の項目で10点中9.7点と、安心で安全な場所としてのカナダの世界的な名声を高めることにつながっています。
実際、カナダへ来てみれば分かりますが、夜であっても安心して外を歩けることが分かるはずです。
銃のライセンス取得やプロセスも、隣のアメリカ合衆国と比べて厳重かつ時間をかけたものになっています。
確かに!以前カナダのオタワに滞在してた時は、夜でもなんの躊躇もなく外を歩いてましたわ〜!安全面に関してカナダは、世界的に見てもベストな国の一つだと思います。
カナダに移住するメリット6:多文化社会
カナダの成り立ちからしてイギリスとフランスの文化が混ざり合っていることは、国家のアイデンティティに多文化主義が深く浸透するのを促進しました。
そのため、この国が世界最大の多民族国家の一つであることは驚くに値しません。
全国会議員のうち10%以上が外国生まれであることは、国の中心でも寛容と多文化主義が促進され、遵守されていることの証です。
トロントやバンクーバーの道を歩けば必ず外国語を耳にしたり、胸が躍るような異国の料理の香りが漂ってくることでしょう。
受容と尊敬は国家の精神の重要な柱となっており、海外移住者はカナダの生活に自然に溶け込んでいくことができます。
現在のトルドー首相になってから、多くの大臣ポストへ移民がついたりと、政治の中枢から多文化主義を採用するカナダは、オープンマインドな人にとっては住みやすい国だと思いますよー!
カナダに移住するメリット7:寛容で広い心を持った社会
カナダは気候的に寒いかもしれませんが、人々や社会は自由で温かい国です。
市民の権利を尊重し続け、10年以上前に同性婚を合法化したのはヨーロッパ以外では初めて。
そして、多文化主義や多様性を認める精神は国内への移住に前向きで、ヘイトクライム(種、民族、宗教、性的指向などに係る特定の属性を有する個人や集団に対して起こる犯罪行為)や人種差別に断固とした処置を取ることからも明らかです。
実際、OECDからはマイノリティーに対する受容と寛容において、世界最高の国であると評されています。
カナダは才能ある移住者が、国家とその経済にもたらす効果を長い間認めてきています。
良識ある公平な移民政策は、カナダで良い人生を送りたいと願っているすべての人々に、その夢を叶えられるチャンスを与えてくれます。
結果、カナダ人はどこへ行っても歓迎されるということを理解しながら、比較的自由に、そして安全に世界を旅することができます。
以前カナダに行った時の話。その前にいたアメリカではバスに乗ると黒人達がマナーもなく騒がしくすることがしょっちゅうだったんだけど、カナダのオタワでバスに乗ったら、黒人の人が行儀よく静かに座っていてびっくりしたのを覚えてる。それだけ、マイノリティも尊重されてるからこそ、荒れることもなく、社会のルールを守ろうという意識が芽生えるんでしょうね〜!
カナダに移住するメリット8:ユーモア
カナダの寒いイメージが先行するためか、カナダ人に対しては少しお堅いイメージを持たれているかもしれませんが、決してそんなことはありません。
むしろ、シンプルで分かりやすいユーモアのセンスがある人たちが多く暮らしています。
そのため、例えユーモアの感覚が違う他国からの移住者であっても、陽気なカナダ人とすぐに打ち解けて一緒に笑いあって楽しめる仲になれるでしょう。
多くのカナダ人は天気から政治の話題まで、何につけても笑いのネタにしますが、アイスホッケーだけは笑い話で済まなくなることもあるので注意!
カナダ人の友人も何人かいるけど、確かにユーモア好きなイメージがあるよね。それでも、異なった文化背景で育っている場合、最初は何が面白いのか戸惑うことも多いけど。
カナダに移住するメリット9:すべての人への医療
カナダの医療システムは世界で最も公平で利用しやすいものの一つ。治療は原則として無料で、国家の税金によって賄われます。
また、それぞれの州が独自に管理できる医療関連予算を元に保険証を発行しており、資格のある住民はそれで治療を受けることができます。
ただし、ビザの種類に関係なく移住者は保険証を受け取り資格がありますが、個人で医療保険が必要な場合もあるので、あらかじめ調べておきましょう。
手続きに待ち時間がかなりかかることもありますが、わずかな費用で世界最高のスタッフと設備、そして治療を受けることができます。
隣のアメリカなんかはそもそも公的な医療保険制度がないので、比較すると凄い差だよね。やっぱ安心して生きていくには、公的な医療保険があるかどうかは重要なポイントだと思う。
カナダに移住するメリット10:多文化の料理
そこまで知られてはいないかもしれませんが、カナダには驚くほど洗練された料理文化があります。
(カナダのプーティン)
トロントやバンクーバー、そしてモントリオールのような都市には、モダンなレストランを見ることができ、飾り気のないカナダ風でありながら、最高級のおいしい料理を堪能できます。
また、ヨーロッパ、アジア、そして南アメリカからの移民が増えたことで、カナダで堪能出来る料理はバラエティに富んだものになっています。
大都市のほとんどで、ベトナムやタイからイタリアやレバノンに至るまで、国際色豊かな料理を発見でき、ずっと住んでも食事に飽きてしまうことがありません。
一方、国民食とも言える「プーティン」は、フライドポテトとグレイビー(肉汁)ソース、そしてチーズカードが絶妙に絡み合ったカナダ人の大好物です。
多文化社会の良いところって、とにかく料理の種類が豊富なところだよね。ただ、日本みたいに外食が安いわけではないと思うので、毎日各国の料理を食べ歩きするなんてことは難しそう。ベストはいろんな国出身の友達を作って、自宅にお呼ばれされるようになることかな。オーストラリアなんかも多文化社会だから、昔住んでた時は良く友達の家に行って、その国のご飯ご馳走になってた。
カナダに移住するメリット11:広大な美しさ
約1000万平方キロメートルという圧倒的な国土を持つカナダは、世界第2位の広さを誇り、間違いなく最も美しい国の一つ。
氷に閉ざされたツンドラと雪の舞い散る山頂から、きらめく湖と巨大な森林に至るまで、その光景は人々に息つく暇も与えません。
週末や休日にはこの素晴らしい自然の中で、スキー、ホエールウォッチング、カヤック、そしてハイキングを楽しめます。
さらに貴重な体験を望むのなら、ホッキョクグマと一緒に眠ったり、アイスホテルに宿泊してみるなんてオプションもあります。
自然派なライフスタイルを好む人にとって、カナダは最良な移住先になるはずです。
確かにカナダに移住した場合のメリットに、週末に国内の自然を満喫出来るって楽しみがあるよね。氷山を横にパドリングしたり、オーロラを見に行ったり、大自然の中でカヤックしたり、氷河を歩いたりと、日本じゃ出来ないことが盛りだくさん!
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カナダへ移住するメリット|仕事のチャンスや大自然を満喫出来るなど様々!のまとめ
カナダが移住先として持つ魅力を11のメリットに分けて見てきましたが凄く良さそうですね。
もしも海外移住を考えているなら、カナダは必須で候補先リストに入れておきましょう。
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