世界一大きな鳥として知られる飛べない鳥「ダチョウ」は、世界一大きい卵を生むことでも有名です。
ダチョウの卵の大きさ(重さと長さ)を解説します。
ダチョウの卵の大きさ(直径と重さ)はどれくらい?
縦の長さ(直径) | 15〜18cm |
横の長さ(幅) | 13cm |
重さ | 1.3〜1.6kg |
ダチョウの卵の大きさは、縦の長さ(直径)が15〜18cmで、横の長さ(幅)が13cm、そして重さは1.3〜1.6kgとなり、地球上に生存する動物の卵としては世界一大きな卵になります。
ダチョウの卵は厚みも凄い!
さらに、ダチョウの卵は殻の厚みも尋常ではありません。
なんと、その厚みは2mmにもなり、0.3mm前後のニワトリの卵の殻と比べると、約7倍近くも厚いです。
そのため、通常サイズの成人が乗っても、ダチョウの卵は割れることがなく、ハンマーを使わないと割ることが出来ないほど丈夫。
さらに、割れにくいことから、ダチョウの卵の殻は装飾品に利用されることもあります。
ダチョウの卵の大きさ(長さと重さ)を他のものと比較
ダチョウの卵の大きさを数値だけで示してもイマイチ分かりにくいと思うので、他のものと比較していきましょう。
ニワトリの卵と比較してみると?
ダチョウの卵の大きさをイメージするために、卵として最も一般的なニワトリの卵と比較してみましょう。
縦の長さ | 横の長さ | 重さ | |
ニワトリの卵 | 5.5cm | 4.3cm | 58〜64g |
ダチョウの卵 | 15〜18cm | 13cm | 1.3〜1.6kg |
ニワトリの卵には様々なサイズがありますが、ここでは中間サイズとなるMサイズを参考値としてます。
まず、縦の長さについては、
- 16.5(ダチョウの卵の縦の長さの中間値)÷ 5.5 = 3
つまり、ダチョウの卵の縦の長さはニワトリの卵3つ分とほぼ一緒だということになります。
そして、横の長さで比べると、
- 13 ÷ 4.3 = 3.023
となり、こちらもほぼニワトリの卵3つ分とほぼ一緒です。
では、重さはどうでしょうか?
ダチョウの卵とニワトリの卵の重さには幅があるので、それぞれ中間値をとって1.45kgと61gと仮定すると、
- 1450g(1.45kg)÷ 61g = 23.77
よって、ダチョウの卵はニワトリの卵のおよそ24個分に等しいということが分かります。
ダチョウの卵の大きさを理解するためにこちらも参考に
ダチョウの卵の大きさを知る上で、以下の動画も参考になります。
動画内ではまた、厚いダチョウの卵の殻を実際にハンマーを使って割る様子も確認出来ます。