松の木の高さとは?【種類による違いや世界一高い個体も解説】

日本にも広く分布して自生する松の木とは、マツ科マツ属に含まれる種類の木を総称した呼び名で、そこには異なる種類の松の木が分類されています。

この松の木の高さについて、種類による違いや世界一高い個体も含めて解説します。

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松の木の高さ(樹高)はどれくらい?

松の木の高さ(樹高)1〜80m

松の木の高さは1mから80mとなります。

これは、「松の木」と呼ばれるマツ科のマツ属に分類される木には非常の多くの種類が含まれているからで、例えばハイマツと呼ばれる小型種の松の木の樹高は1〜2m程度であるのに対して、サトウマツやポンデローマツなどは、80m近くにもなる個体が確認されています。

ただし、松の木に含まれる大半の木の高さは、15〜45mの範囲に収まってきます

ちなみに、世界で最も高い松の木は、アメリカのオレゴン州の「ローグ川・シスキュー国立森林公園」にあるポンデローマツの個体で、その高さは81.79mです。

この世界一高い松の高さは、六本木ヒルズにあるグランドハイアット東京(高さ80.52m)よりも高くなります。

日本で有名なクロマツとアカマツの高さ

また、日本で「松の木」として最も一般的にイメージされるクロマツ(黒松)とアカマツ(赤松)の高さについても触れておきます。

クロマツの高さ

クロマツは本州、四国、九州、そして北海道の一部まで広く分布している、日本では最も良く見られる松の木です。

その高さは15〜45mの範囲に収まるものが多く、ちょうど、上で紹介した最も一般的な高さを持つ種類の松の木だと言えます。

ただし、中には60mを超える個体もこれまで確認されています。

アカマツの高さ

クロマツほどではないにしろ、日本では良く知られている松の木で、アカマツの林はマツタケの生産林としても有名です。

その高さは通常、クロマツよりは低く、だいたい30m前後というのが一般的ですが、中には50m近くなる個体もあります。

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