土佐犬は日本の四国犬にルーツを持つ犬。
闘犬を作る目的で海外から持ち込まれた大型のマスティフ犬種が、四国犬と掛け合わされたことで誕生しました。
そのため、非常に大型でとても筋肉質で強い闘争本能を持つ犬として日本だけでなく海外でも知られています。
土佐犬の大きさ(体重や体長)を解説していきます。
土佐犬の大きさはどれくらい?
体重 | 60〜90kg |
体高 | 62〜82cm |
体長 | 90〜105cm |
体重で60kgから90kgの間、体高で62cmから82cmの間、そして体長で90cmから105cmの間というのが一般的な土佐犬の個体のサイズになります。
ただし、日本産の土佐犬と外国で繁殖された土佐犬を比較すると、外国で繁殖された個体の方が大きい傾向にあるとされ、日本国内では平均的な体重が70kg弱なのに対して、外国産の土佐犬の中には90kg近くなる個体も少なくありません。
他にも例えば、日本国内の土佐犬には5kg程度の小型な個体が見られるのに対して、外国産の土佐犬は最低でも60kg程度はある傾向にあります。
また、大型の土佐犬の中には100kgを超える個体もいます。
土佐犬の大きさを他の犬と比較すると?
土佐犬がどれほど大きな犬なのかをさらに理解するためにも、他の大型犬と簡単に比較しておきましょう。
有名なチベタンマスティフと同じぐらい
チベット高原を原産とする犬として知られ、2014年に世界最高の2億円にも上る価格が付けられたことで一時期世間を騒がせたチベタンマスティフは、世界でもトップクラスに大きな犬として有名。
そのチベタンマスティフと比べても、土佐犬は実は同じぐらい、もしかしたら若干でも大きかったりします。
というのも、チベタンマスティフの平均的な個体は体重で40〜90kg、体高で61〜76cmであり、土佐犬の平均的な個体の数値の方が、少しだけですが大きくなっているからです。
セントバーナードとも同じぐらいの大きさ
また、穏やかな性格で賢いため、大きな体を持ちながらもペットとして人気なスイス原産のセントバーナードも、土佐犬と同程度のサイズ感だと言えるでしょう。
セントバーナードのサイズは、体高で65〜90cm、体重は50〜91kgの間に収まってくるものが多く、おおよそ土佐犬と同水準です。
土佐犬の大きさについて参考になる動画
次の動画では80kgの体重を持つ土佐犬が人と一緒に映っています。
土佐犬の大きさを理解する上で役立ちます。