オーストラリアで有名な9つのもの|動物・スポーツ・ビーチなど

オーストラリアで有名な9つのものを確認していきましょう。動物やスポーツ、そしてビーチなど、オーストラリアには世界で有名なものがいくつも存在します。

南半球最大の国オーストラリアは、世界で最も人気な観光地の1つであり、多くの人がオーストラリアへ憧れを抱くなど、世界的にも有名な国。

そしてこの「有名なオーストラリア」というのには、いくつかの理由があるんです

この記事では、オーストラリアを世界的に有名にしている9つのことをピックアップして紹介していきたいと思います。

独特な動物やスポーツに対する情熱、そして美しいビーチなど、オーストラリアが世界に誇る有名なものを見ていきましょう。

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オーストラリアで有名なもの1:スポーツへの情熱!

オーストラリアと同じレベルでスポーツに熱中する国は他に無いと言っても過言でないぐらい、実はオーストラリアはスポーツ大国として有名。

もちろん、皆が皆スポーツをしたり観戦するのが好きというわけではないけど、非常に多くのオージーがスポーツに対して熱中します。

例えば、隣の国であるニュージーランドとオーストラリアのラグビー代表が対戦する時などは、国中が盛り上がり、また、地方の試合であっても、自らが応援するチームが対戦する時は同じように興奮して応援します。

ちなみに、そんなスポーツ大国のオーストラリアの人口規模に対するオリピックメダル獲得率は驚異的で、2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックでは、

  • 金メダル:8個
  • 銀メダル:11個
  • 銅メダル:10個
  • 合計:29個

のメダルを獲得。

一方、アメリカは合計で121個を獲得して、日本は合計で41個のメダルを獲得していますが、オーストラリアの人口は2460万なのに対して、アメリカは3.25億人で、日本は1.27億人

ここで仮に、オーストラリアの人口数をアメリカと日本それぞれと同じにした場合に獲得出来るメダル数を算定すると、

ノートテキスト

  • アメリカと人口規模が同じになった場合
    • →合計:383個
  •  日本と人口規模が同じになった場合
    • →合計:149個

となり、オーストラリアの人口規模に対するメダル獲得率の驚異的な高さが理解出来ます。

オーストラリアで有名なもの2:海とビーチ!

オーストラリアはその規模から一つの大陸と考えられる国ですが、ある意味「非常に大きな島国」とも言える国で、その海岸線は35,000km強にもなると言われるほど。

そのため、オーストラリアは非常に多くのビーチによって囲まれた国であり、結果として「ビーチ大国」としても有名。

シドニーなどの都市からであっても、バスやフェリーに乗って20-30分も行けばすぐにビーチへたどり着け、真夏の週末などは沢山の人たちがビーチに集まって賑わいます。

また、ビーチによってその特徴も異なり、賑やかな場所もあれば、人がほとんどいないとても静かな場所まで色とりどり。

そのため、自分のお気に入りの美しいビーチを見つけて、気が向いたらビーチに行って楽しむのがオージー流で、これが「オーストラリアと言えばビーチ!」と言われる所以です。

超美しいサンゴ礁!

また、オーストラリアを取り囲む美しい海の中には、ビーチから少し離れたところに美しいサンゴ礁を抱えるものも存在。

特に、世界的に見て最も美しいサンゴ礁の一つで、規模で言えば世界最大のサンゴ礁とされるグレート・バリア・リーフは非常に有名で、オーストラリアのPR広告などには必ずと言ってよいほど登場し、ダイビングスポットとしても大人気です。

そんなグレートバリアリーフはまた、世界自然遺産としても登録されています。

サーフィンに最高!

スポーツが大好きなオージー達が住み、美しいビーチが無数に存在するオーストラリアは、マリーンスポーツも盛んで、特にサーフィンに関しては世界的に見ても最適なスポットがたくさんあるとして有名です。

例えばシドニーに住んでいるなら、シドニーの北側にあるノーザンビーチズと呼ばれる地域に行けば、サーフィンに最適なビーチをいくつも見つけることが出来、また、シドニーの中心からバスで簡単に行ける観光客にも有名なボンダイビーチも、サーフィンが出来るビーチとして人気です。

オーストラリアで有名なもの3:変わった動物や生き物達

オーストラリアは大昔に他の大陸から離れ、その後、オーストラリア大陸独特の環境や気候の下で、隔離された状態が非常に長く続いたため、この土地に住んでいた生物達は独特な進化を遂げました

そのため、オーストラリアには、他では見られない特徴を持つ動物や生き物がとても多いことで有名。

まずはカンガルーやコアラなどの有袋類!

例えば、オーストラリアと言えば誰でも思い浮かべるであろうカンガルーやコアラは、生まれたばかりの頃に、母親の腹部にある袋のような「育児嚢(いくじのう)」で育つことで有名。

他にも、オーストラリアではそこら中でみることが出来る大きなネズミのような外見を持つポッサムも有袋類で、このような有袋類が多く見つかるのがオーストラリアの生態系の特徴です。

卵を産む哺乳類も有名!

また、オーストラリアには、爬虫類や鳥類と同じように卵を産むのにも関わらず「哺乳類」に分類される単孔目(たんこうもく)と言われる種類の動物がいることでも有名。

この単孔目には、カモノハシとハリモグラがいます。

他にも沢山いる変わった鳥や爬虫類!

他にもオーストラリアには個性的で有名な生き物が多く、例えば鳥類で言えば、オーストラリアを原産とするオウムの一部などは、世界的にもペットとして広く飼われています。

一方で、オーストラリアの国鳥(非公式)としても知られるエミューは、飛べない二足歩行をする大きな鳥として知られます。

また、巨大なイリエワニや、マツカサトカゲ、他にも様々なヘビがいるなど、爬虫類も多種多様です。

オーストラリアで有名なもの4:バービー!

オーストラリアで「バービー(barbie)」とは「バーベキュー(barbeque)」のこと。

Another shrimp on the barbie!

バービーにエビをもう1本!

というフレーズがかつてオーストラリアのテレビCMへ頻繁に登場していたことからもわかる通り、オーストラリア人はバーベキューが大好きでその腕前は名人級。

彼らの生活はバービーなしには成り立たないとも言えるぐらいで、ことあるごとにバービを開催して、友人や家族と一緒に楽しみます。

ちなみに、自宅の庭で行ったり、近くの公園やビーチに備えてある専用のバーベキュー施設を利用するなど、バービーを行う場所は人それぞれ。

ただし、どのバービーにも共通していることの一つが、美味しいオージービーフやソーセージを焼きながら「片手にビール」というのが定番なほどお酒が重要で、大抵の場合、最終的にはパーティーと化します。

オーストラリアで有名なもの5:どこまでも続く荒野(アウトバック)

オーストラリアの国土はとても広く、多様な景色が見られますが、その大陸の大部分を占めるのがアウトバックと言われる、砂漠を中心とする広大な人口希薄地帯でいわゆる荒野

アウトバックの一部に広がる赤い大地は有名で、その画像を見たことがあるなんて人も多いはずです。

人が定住するには厳しい環境であるため、このアウトバックに住む人はあまりいませんが、実はアウトバックには、

  • 鉄鉱石
  • 石炭
  • ポーキサイト
  • ウラン
  • オパール

などの鉱物資源が多く眠るため、オーストラリアにとっては非常に重要な地域だったりします。

また、オーストラリアならではのキャンプをするために、あえてキャンプ道具一式を揃えて車に乗り込み、都会から少し離れたアウトバックへ行ってキャンプをするなんていうのも、オーストラリアらしい楽しみ方の一つです(※ただし、場所によっては危険な生き物に注意が必要です)

オーストラリアで有名なもの6:高等教育機関

オーストラリアは、アメリカとイギリスに次いで、カナダと3番目または4番目を競い合う有名な留学先です。

というのも、オーストラリアの高等教育機関は世界的に見ても非常にレベルが高く、そのほとんどは国公立で、一定上の水準が担保されているから。

実際、39校の国公立と3校の私立大学の合計42校しかオーストラリアには大学がないのにも関わらず、世界の大学ランキングではオーストラリアの大学が8校もトップ100にランクインしています。

中でも、オーストラリアのアイビーリーグとも呼ばれるグループ8(Group of Eight)に属する大学は全てレベルが高く、そのグループ8の中でも1、2位を争うオーストラリア国立大学やメルボルン大学は、アメリカのコロンビア大学やUCLAと言った世界的に有名な超一流校に匹敵します。

オーストラリアで有名なもの7:多民族国家

オーストラリアにはヨーロッパ各国からの移民を中心に、中東やアフリカ、そしてアジア諸国から移住してきた人々、またはその子孫たちに加えて、先住民アボリジニ達が暮らしています。

実際、オーストラリア人の1/4は外国生まれで、他の1/4の両親の少なくとも一方は外国生まれです。

そのため、オーストラリアには様々な価値観や習慣が存在し、これによって多様な文化を包含する多民族国家として世界的に有名。

街を歩けば様々な国の料理が楽しめ、同じシドニーであっても、場所によっては特定の民族や国出身の人々が多く住む地域がいくつも存在するんです。

アボリジニ

そして、多民族国家オーストラリアの中でもおそらく最も重要で、オーストラリアをオーストラリア足らしめる人々と言えるのがアボリジニの人々。

オーストラリア大陸に少なくとも5万年前頃から住んでいたとされ、18世紀にこの地へヨーロッパの入植者達がやってくるまで外部との接触がなかったことで、とても独特な文化や習慣を作りあげ、また守り続けてきました。

現在では、オーストラリア全体の人口のおよそ2.8%しかいませんが、オーストラリアに住む有名な先住民で、オーストラリアを語る上で忘れてはいけないのがアボリジニです。

オーストラリアで有名なもの8:オーストラリア人

オーストラリア人は、とてもオープンでフレンドリーなことで有名で、これがまた、オーストラリアを観光先、留学先、そして移住先として人気な国にしています。

オーストラリア人はパーティー好きで、もし現地にオージーの友達を作ることが出来れば、夜通しでパーティーを楽しむなど、楽しい時間を過ごせること間違いなし。

さらに、多民族国家であるオーストラリアでは、異なる民族の血が混ざり合ったためか、はたまたスポーツ大国だからフィットネスに気を使っているためなのか、世界的に見てもイケメンや美女が多い国だったりします。

そんなオーストラリア人は、魅力的な人々であることは間違いないですが、彼らの多くは非常にアルコールに強く、そしてアルコール好きなので、悪酔いしたくなければ、オージーと同じペースでお酒を飲むことだけは控えた方が良いでしょう。

オーストラリアで有名なもの9:オーストラリア産ワイン

アルコールを消費するのが大好きなオージー達が住むオーストラリアはまた、世界有数のワイン生産国としても近年、その名声を高めてきています。

例えば、オーストラリアが生産するワインの総量は世界でも6〜7番目に多く、そして海外輸出量で見ると世界第四位。

パースに近いマーガレットリバーや、シドニーに近いハンターバレー、そして、アデレードに近いバロッサバレーなどは、オーストラリアを代表するワイン生産地として有名です。

そんなオーストラリア産ワインは、日本へも多く輸入されていて、味も質もヨーロッパのワインに引けを取らないものばかり。

それでいて、価格は比較的安めなので、ワイン好きにとってはとてもおすすめなワインなんです。

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オーストラリアで有名な9つのもの|動物・スポーツ・ビーチなどのまとめ

南半球最大の国オーストラリアで有名な9つのものを紹介してきました。

オーストラリアには他にも世界的に有名なものがまだまだたくさんあるので、実際に現地へ行ってみて確かめてみるのがおすすめです!

世界のことって面白いよね!By 世界雑学ノート!

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