東京23区の面積よりも多少大きい程度の国土を持つ、東南アジアの小国であり都市国家として知られるシンガポールに住むシンガポール人の平均身長を解説します。
シンガポール人の平均身長を調べてみた結果
シンガポール人の平均身長を調べるに当たって今回利用した情報源はAVG.HIEGHTというサイトで、該当する国名を英語で入力すると、その国の平均身長が表示されるようになっています。
それでは早速、「Singapore」と入力して表示されたシンガポール人の平均身長を、男女別に見ていきましょう。
シンガポール人の平均身長は男性で170.6cm、女性で160.0cmであることが分かりますが、これは現代における全世界の平均身長とされる男性171cmと女性159cmと比較すると、男性は僅かに0.4cm低く、一方の女性は僅かに1.0cm高くなっています。
つまり、シンガポール人の平均身長は世界の平均身長とほぼ同水準にあると言えるでしょう。
日本人の平均身長と比較すると?
では、男性の平均身長が170.6cmで女性の平均身長が160.0cmのシンガポール人の平均身長は、我々日本人と比べるとどの程度の差になるのでしょうか?
以下で、日本人の平均身長と比較して、その差を客観的に確認してみましょう。
シンガポール | 日本 | |
男性 | 1.706m(170.6cm) | 1.707m(170.7cm) |
女性 | 1.600m(160.0cm) | 1.580m(158cm) |
表で見て分かる通り、シンガポール人男性は日本人男性よりも平均で0.1cmだけ身長が低く、反対に女性は日本人よりも2.0cm高くなっているのが分かります。
男性は日本人と全く一緒と言って良い水準である一方、女性に関して言えば両者の間では若干の身長差が生まれたおり、シンガポール人女性の方が日本人女性よりも身長が高い傾向にあるようです。
シンガポール人の平均身長に関する豆知識
シンガポール人の平均身長は、世界の平均身長や日本人と比較して、ほぼ同水準にありますが、シンガポールが属する東南アジアで見た場合、実はシンガポール人の平均身長は最も高くなります。
東南アジアのタイ人の平均身長は男性で170.3cm、女性で159.0cmと、シンガポール人に匹敵しますが、それ以外の東南アジア諸国の平均身長は、この2つの国よりも圧倒的に低くなっているのがその理由です。
以下へ、フィリピン、ベトナム、インドネシア、カンボジアの平均身長を並べてみましょう。
- フィリピン(男性:161.9cm/女性:150.2cm)
- ベトナム(男性:162.1cm/女性:152.2cm)
- インドネシア(男性:158.0cm / 女性:147.0cm)
- カンボジア(男性:162.5cm/女性:152.4cm)
シンガポールとタイを除いた場合、東南アジアで男性の平均身長は160cm台前半、女性の平均身長は150台前半となり、同地域内ではシンガポール人の平均身長の高さが際立つ結果となるのです。