ダイオウグソクムシの大きさ(サイズ)【体長＆体重】

ダイオウグソクムシは等脚類に分類される海洋生物の一種で、等脚類としては世界最大の大きさを誇ります。

メキシコ湾や西大西洋周辺の深海に生息しているため、日本近海で見られることはありませんが、国内の水族館で飼育されていたダイオウグソクムシがメディアで取り上げられた結果、日本でもその名前が広く知られることになりました。

ダイオウグソクムシの大きさはどれくらい？

ダイオウグソクムシの体長	19〜36cm
ダイオウグソクムシの体重	1kg前後

ダイオウグソクムシの大きさは通常、体長で19cmから36cmの間、そして体重は1kg近くになります。

また、巨大な個体では体重が1kgを上回るだけでなく、体長でも50cm近くにもなり、信憑性の点で問題があるために正式な最大記録とはされていませんが、過去には体長76cmに及んだとされる個体の報告がありました。

一方で、同じ等脚類の中でも日本近海に生息する最大種とされるオオグソクムシの体長は10〜15cmであるため、ダイオウグソクムシは最低でも2倍、大きい個体であれば3倍以上の体長を有していることになります。

ダイオウグソクムシの大きさを理解するためにも、身近にあって分かりやすいいくつかの物と比較して例えてみましょう。

比較的大型のダイオウグソクムシの体長は40cm近くになる前提を踏まえた場合、

といった物の例を挙げることが出来ます。

これに対して、ダイオウグソクムシの比較的小型の個体（25cm弱の体長）を考えた場合は、一般的に販売されているボックスティッシュの底辺の長さ（22〜24.5cm）と大体同じだと言えるかと思います。

以下の動画では、ダイオウグソクムシが人の手と一緒に映っています。

人の手と比較することで、ダイオウグソクムシの大きさが理解しやすく参考になると思います。

ダイオウグソクムシ