石油大国ランキング|原油埋蔵量を基にピックアップ

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石油大国をランキング形式で見ていきましょう。

原油埋蔵量を基に、世界のトップ11ヵ国をピックアップして簡単な解説をした後、最後にトップ30ヵ国を一覧表にしてまとめておきます。

世界経済から国際関係にまで幅広く影響を与える原油について、どの国が石油大国として主要プレーヤーとなるのかを確認しておくことは、ビジネスや各国政府の動きを予想する上でも役立ちます。

早速確認してみてください。

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原油埋蔵量別にした石油大国ランキング(TOP11位)

ここで紹介する11ヵ国のランキングとデータは、List of countries by proven oil reserves (by wikipedia)を参考にしています。

石油大国ランキング11位:ナイジェリア(392億バレル)

西アフリカに位置する国で、アフリカ最大の1億9000万人の人口と、アフリカ屈指の経済大国であるナイジェリアは、原油埋蔵量でも世界トップ食い込む石油大国。

一方で、国家歳入のおよそ80%を原油収入に依存しているともされ、この原油価格に経済が大きく作用されるという弱点を抱えています(参照:F-Style

今後は、石油大国であるという強みを活かせる間に、およそ7割が貧困に苦しんでいる状況を改善し、アフリカ最大規模の人口を武器に使って如何に経済発展させていくかが鍵になると言えそうです。

石油大国ランキング10位:アメリカ(365億バレル)

世界最大の経済大国であり、影響力が非常に大きいアメリカは、実はその原油埋蔵量でも大国の一つ。

特に、シェールオイルとガスの抽出を可能にする新しい掘削方法の使用により、米国の原油確認埋蔵量は、近年過去最大量へと急増したとされています。

その原油埋蔵量は365億バレルとされますが、CNNによる別の発表だとおよそ2640億バレルとも言われ、その場合は世界トップレベルの原油埋蔵量を誇る石油国家になります。

石油大国ランキング9位:リビア(483億バレル)

リビアは北アフリカに位置する国で、アフリカで最も多い原油埋蔵量を誇り、世界では9番目にランクインしている石油大国。

その原油埋蔵量は483億バレルに上と言われています。

しかし、外国籍の石油会社へ制裁を行ってきた過去などから考えると、 現在判明しているよりも多くの化石燃料を実際には保有している可能性もあります。

今後は政情の安定と共に、未開発の油田に対する経済投資が促進されていくかもしれません。

石油大国ランキング8位:ロシア

世界最大の国土を誇り、東のアジアから西のヨーロッパまでに広がるロシアは、その広い面積から想像できる通り、埋蔵する原油量も世界で指折。

とりわけ、広大なシベリア平原の下にある大規模な石油埋蔵量が特筆に値します。

また、北極圏の国土における氷の下でも探査が続いているため、ロシアの原油とガスの埋蔵量はさらに拡大する可能性があります。

ちなみに、ロシアは原油以外の天然資源に関しても、その埋蔵量が非常に豊富な国です。

石油大国ランキング7位:アラブ首長国連邦(978億バレル)

アラブ首長国連邦(UAE)は、中東に位置する7つの首長国から成る連邦国家で、首都のアブダビや経済発展著しいドバイなどで有名。

978億バレルもの原油が埋蔵されるとされ、UAEは石油大国の一つになっています。

全体の60~70%近くの原油はザクム油田にあるとされ、サウジアラビアのガワール油田、クウェートのブルガン油田に続き、中東地域3番目の原油埋蔵量を誇っています。

1958年の原油発見以来、国民の生活レベルの向上が一気に進み、現在では経済で世界をリードする国の一つへと発展を遂げました。

石油大国ランキング6位:クウェート(1015億バレル)

一人当たりの所得が高く、世界的にも金持ちの国というイメージの強い中東の小国クウェートは、その国土の面積に反して原油埋蔵量では世界トップに入る石油大国。

サウジアラビアとクウェートが権利を分け合う、「サウジとクウェートの中立地帯」に50億バレル以上の埋蔵量があるとされていますが、世界で2番目の大きさを誇るブルガン油田では、700億バレル以上の埋蔵量が確認されています。

現在はオイルマネーで経済が成り立っている状況なので、いずれは将来のためにも経済構造の改革が必要になってくるでしょう。

石油大国ランキング5位:イラク(1425億バレル)

イラクは近年の政情不安中に度々油田が狙われるなどしたことからも分かる通り、世界有数の原油確認埋蔵量を誇る国。

しかし、過去数十年に渡って紛争や軍の占領下、テロの対象となっていたため、原油埋蔵量の調査をしっかりと行うことはほぼ不可能でした。

そのため、埋蔵量のランキングのを示唆するデータも正確であるとは言い難いかもしれません。

ただ、最近は少しずつ落ち着きを取り戻して来ていることを考えると、今後、イラクの原油埋蔵量に関して新しい発見や、必要なインフラの整備がなされていくと期待出来るかと思います。

石油大国ランキング4位:イラン(1584億バレル)

トランプ政権になり米国との関係が悪化するなど、経済的な不安要素を残す中東・西アジア地域の大国イランは、1600億バレル近い原油確認埋蔵量を有し、世界でも有数の石油大国でありエネルギー資源国家。

特にイランが有する原油はアメリカのシェールオイルなどとは違い、高度な技術がなくても採掘出来るものであるとされ、そのような原油だけで考えれば、世界でも3本の指に入る石油大国と言って過言ではないかもしれません。

また、イランの油田はサウジアラビアのように、限られた大きな油田のみに埋蔵されているわけではなく、150箇所にも上る油田に分散しているのが特徴です。

ちなみに、その埋蔵量と採掘量からして、向こう100年間は生産の継続が可能だと考えられています。

石油大国ランキング3位:カナダ(1697億バレル)

米国の上に位置し、ロシアについで2番目の国土を誇るカナダは、およそ1700億バレルの原油埋蔵量を誇る石油大国。

主にアルバータ州に多くの原油が埋蔵されているとされ、新しい技術を使って原油の抽出が必要なオイルサンドの他に、旧来の方法で採掘できる原油も眠っています。

このように石油大国ではありますが、オイルマネーに頼ることなく、様々な分野における経済発展に力を入れており、最近ではスタートアップの支援を始めるなど、多様化によって安定した経済が魅力的です。

石油大国ランキング2位:サウジアラビア(2664億バレル)

サウジアラビアと言えば、絶対君主制を敷く中東に置ける一大国家。

原油埋蔵量はおよそ2700億バレルとされ、地球全体の従来埋蔵量のおよそ1/5を占めるとも言われます。

その原油埋蔵量と生産量によって、過去数十年に渡り、世界の政治に対して豊かさと影響力を象徴する近代国家として、ザ・石油大国として誰もが知っています。

ただし、近年は原油価格の下落などにより、原油に依存したサウジアラビアの経済に警鐘が鳴らされることも多く、将来的なことを考えると経済改革が急務であるのも事実です。

サウジアラビアの原油の特徴は、全て旧来型の技術で採掘できることであり、生産コストの面から優れています。

石油大国ランキング1位:ベネズエラ(3008億バレル)

南米に位置するベネズエラは、推定埋蔵量が3000億バレル以上と、世界で最も多くの原油を埋蔵していると考えられている国。

実際、1980年代までは原油を産出することで経済が潤っていたため、南米で最も裕福な国の一つになっていましたが、その後の原油価格の下落や政策の失敗により、現在では貧困が蔓延する状態にまで陥っています。

また最近では、政治と経済の混乱により、ベネズエラの原油生産量の落ち込みが目立ってきています(参照:日経経済新聞

ちなみに、ベネズエラの原油には、旧来の油田から採掘出来るものや、オリノコタール(ベネズエラのオリノコ川北岸沿いに埋蔵されている超重質油)が含まれます。

石油大国ランキング一覧表

石油大国11ヵ国を上で紹介してきましたが、最後に石油他国のトップ30をまとめた一覧表を掲載しておきます。

順位国名(百万バレル)
1ベネズエラ300,878
2サウジアラビア266,455
3カナダ169,709
4イラン158,400
5イラク142,503
6クウェート101,500
7アラブ首長国連邦97,800
8ロシア80,000
9リビア48,363
10米国39,230
11ナイジェリア37,062
12カザフスタン30,000
13中国25,620
14カタール25,244
15ブラジル12,999
16アルジェリア12,200
17アンゴラ8,273
18エクアドル8,273
19メキシコ7,640
20アゼルバイジャン7,000
21ノルウェー6,611
22オマーン5,373
23インド4,621
24スーダン/南スーダン5,000
25ベトナム4,400
25エジプト4,400
27マレーシア3,600
28インドネシア3,230
29イエメン3,000
30イギリス2,564

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